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TOP : 「使徒の働き」に見る信徒の活躍
投稿者 : doumei 投稿日時: 2017-08-04 17:00:11 (39 ヒット)

「使徒の働き」に見る信徒の活躍

理事 野口 富久 (松原聖書教会牧師)

「さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は…ユダヤ人以外の者にはだれにも、みことばを語らなかった。ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、アンテオケに来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。」(使徒の働き11章19〜20節)

  ユダヤ・サマリヤ地方のリバイバル

 使徒の働きを見る時、信徒の活躍が教会の誕生や教会形成に大きく関わっていることが分かります。教職だけでなく、信徒の活躍が教会祝福の鍵であることを確認したいと思います。

 9章31節を見ると「こうして教会は…全地にわたり築き上げられて平安を保ち、主を恐れかしこみ、聖霊に励まされて前進し続けたので、信者の数が増えていった」とあります。どうしてユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地にわたり福音が伝えられたかというと、8章1節にあるように、ステパノの殉教を引き金として、エルサレム教会への大迫害が起こり、使徒以外の者はみな、ユダヤとサマリヤの諸地方に散らされ、4節、その人たちは、みことばを宣べ伝えながら巡り歩いたからです。

 つまり、使徒以外の信徒が、エルサレムから出て、ユダヤとサマリヤの地方に散らされ、みことばを宣べ伝えながら、巡り歩いたことを通して、福音がそれらの地方に伝えられたということです。

  アンテオケ教会

 世界宣教の拠点となったアンテオケ教会の誕生も信徒たちによるものでした。それが冒頭の引用聖句です。当時、ユダヤ人以外の人々に福音を宣べ伝えるということは、考えられないことでした。異邦人たちに対する偏見、蔑視があり、彼らには語られませんでした。ところがその中にキプロス人とクレネ人が幾人かいて、ギリシャ人にも語りかけ、アンテオケ教会が誕生しました。異邦人伝道の突破口を開いたのは信徒たちでした。

  信徒の働き

 信徒の活躍ということから言えば、サマリヤのリバイバルをもたらしたのは、信徒伝道者のピリポでした。エチオピヤの宦官に聖書を解き明かしたのも、ピリポでした。ローマ教会は、信徒たちでつくった教会ですし、コロサイの教会もパウロが開拓した教会ではなく、信徒たちによってできた教会でした。使徒の働きを読む時「使徒の働き」であると同時に「信徒の働き」と言えるのではないかと思うぐらいです。アクラとプリスキラの家でパウロは働きながら伝道しました。彼らはパウロの知識、背景から聖書の指導者として尊敬し、彼を支えました。エペソにやって来たアポロは旧約に通じていたが、「イエスがキリストである」ことを知りませんでした。そこで二人はアポロを家に招き、イエスの福音を伝え、「彼を励まし」「手紙を書き」、コリントの教会に彼を紹介する配慮を行いました。パウロは、各地を宣教し、みことばの種を蒔きました。ツラノの講堂で2年間語り、「アジアに住む人はみな、主のことばを聞いた」とあります。人々が、みな彼のところに行って話を聞いたのでしょうか。いやそうではなく、イエスの福音を聞いた信徒たちがおのおののところに帰り、自分の言葉・証言として福音を宣べ伝えたのです。信徒が主役となり、教会とこの世との接点として用いられ、イエスさまの栄光を現わしました。信徒が接点とならなければ、福音のこの世への広がりは期待できません。

 アクラとプリスキラの家庭を「家の教会」と表現している箇所があります。彼らのようにクリスチャンホームを開放して、気兼ねなく人を迎え、喜んで人に仕える家庭となるなら、福音はその地に広がっていくことができるでしょう。「家の教会」のような主を中心とした小さな交わりは、人の価値観・態度・性格に変化をもたらすためにご聖霊に用いられます。小さな交わりはまた、相互学習効果・模倣の効果・心の癒しなど様々な恵みをもたらします。

 使徒の働きを改めて見る時、信徒の活躍が教会祝福の鍵であることを教えられます。


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