Welcome Guest 
災害関連情報
ニュース
ご案内
教団各種資料
教団関係者用メニュー
TOP
TOP : 希望を告白する集まり
投稿者 : doumei 投稿日時: 2018-06-13 15:42:20 (36 ヒット)

希望を告白する集まり

総主事 宗田 信一

 群馬県には長い歴史を持つキリスト教主義中高一貫校の共愛学園と新島学園があり、私が2017年3月まで牧師をしていた高崎福音キリスト教会の礼拝出席者の約2割は両学園卒業生が占めていました。また、群馬県で私が病床の教会員を訪ねるなどした病院にはキリスト教を標榜し、またクリスチャンが経営しているところが少なからずありました。また、私の息子が通っていたキリスト教幼稚園の他にも、聖書の教えを重んじる幼稚園がいくつもありました。そのような中、キリスト教文化に触れている多くの人々に福音を宣べ伝えたいと思っていた時、群馬県出身で私の母校である東京基督教大学の山口陽一先生( 現学長) から、同大学の支援会を設立準備するとともに並行して、「群馬の青少年伝道を考える会」を立ち上げてみないかという提案をいただきました。

 この提案は、東京基督教大学の卒業生たちが中心に準備をし、群馬諸教会の牧師、クリスチャンの教育関係者や医療従事者などと協力して、群馬の青少年伝道について語り合う場をつくるというものでした。そして、教会役員会の了解を得た私は、そこから山口陽一先生とともに準備を進め、群馬県にある教会の牧師たち、クリスチャンである新島学園校長及び共愛学園校長、高崎市の上中居こどもクリニック医師らに声をかけ、更にはキリスト者学生会(KGK)、高校生聖書伝道協会(hi-b.a.)にも参加案内して、2016年11月28日新島学園を会場に第1回会合を開き、正式に会を発足しました。最初は地域の牧師、校長、医師、学生伝道団体責任者らが一堂に会して少し緊張もありましたが、互いに信仰のルーツを明かし、宣教の思いを分かち合ってみると、みな同じようなことで悩み、考え、伝道の働きに取り組んでいることがわかりました。そして、これまでの経緯や立場や身を置く環境が違っても、みな一つの福音を宣べ伝えるため最善を尽くしている姿を垣間見ることができました。

 残念ながら私は2017年4月転任により群馬県外へ出ることになってしまいましたが、その後も、「群馬の青少年伝道を考える会」は、2017年5月22日と同11月13日に、第2回と第3回会合を開き、地域教会の牧師とクリスチャン教育関係者と医療従事者、更には学生伝道団体スタッフを結びつけるプラットフォームの役目を果たしています。そしてこの交わりから、2017年夏に東京基督教大学の夏季伝道チームが、群馬県にある教会などに派遣されることとなりました。また2018年3月には、同大学と新島学園とによるイングリッシュキャンプが軽井沢で開催されました。更には高崎市のクリニックでKGK とhi-b.a. の集会が始まり、共愛学園とhi-b.a. の協力が今後予定されています。2016年11月の第1回会合からわずか1年で、ここまで群馬県の諸教会と学校と病院と宣教団体が、知り合い、連携して、伝道のため協力していることに驚かされています。

 私が神学校卒業後に高崎福音キリスト教会へ赴任した2005年の春、当時のKGK総主事が教会を訪ねて来てくださり、地方教会を巡回する中での率直な感想として、「地方教会の若手牧師たちは孤独と思いました」と語ってくださいました。このコメントが当を得ていると、後に私は自分の経験を通して知ることになりました。そして今、これは地方だけでなく都市部でも同じことが言えるのかもしれないと、首都圏の教会で奉仕をする中で感じています。また、若手だけでなくベテランの牧師にも孤独の問題はあると感じています。使徒パウロは、ローマ人への手紙12章とコリント人への手紙第一12章で、教会を人の身体に譬えています。そして、神は教会に加えられた私たちを用いて福音を宣べ伝え、神の国をつくられることを教えています。神の国をつくる身体として教会に加えられた私たちは、機能を充分に発揮し、躍動するために、集まって福音の命を共有し、希望を告白する交わりを持ち続けることを忘れてはならないと思います。

 私が高崎に赴任してから間もない頃に洗礼を受けた当時高校生の姉妹は、今ではKGK 主事と結婚し、学生伝道に勤しんでいます。また、私が高崎福音キリスト教会で一緒に聖書を読んでいた学生が最近hi-b.a. 高崎集会に集っていることを聞きました。短い期間ではありましたが「群馬の青少年伝道を考える会」に参加し、交わることで、私自身、多くの協力者に恵まれ働いていたことに気づかされました。この私が群馬で経験したような福音の命を共有し希望を告白する交わりが、都市部でも地方でも形作られ、教会の力となり、神の国の前進のために用いられていくことを期待しています。

 「約束してくださった方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白し続けようではありませんか。・・・その日が近づいているのが分かっているのですから、ますます励もうではありませんか。」へブル人への手紙10章23,25節

(JEA 英字機関誌に寄稿)


印刷用ページ 

ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

検索
日本同盟基督教団