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TOP : 理事の声 主に喜ばれる教会を目指して
投稿者 : doumei 投稿日時: 2018-10-10 16:27:00 (111 ヒット)

理事の声 主に喜ばれる教会を目指して

理事 辻浦 信生(東御キリスト教会牧師)

「そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、民全体から好意を持たれていた。主は毎日、救われる人々を加えて一つにしてくださった。」使徒の働き 2章46、47節

 今年の3月に宣教研究所から「教会の自立に向けての提言」が出されました。2005年から2015年までの10年間で、礼拝出席者が著しく増加している教会を対象に行ったアンケート調査の結果を分析し、そこから見えてきた堅実な教会形成の要因がまとめられています。18教会にアンケートを依頼し、15教会からの回答を得て今回の提言の参考にしたとのことです。

 その提言の一つ、「自立かつ成長する教会形成のために、アンケートの分析から」の中で、「教師の長期牧会伝道の必要」が挙げられていることに注目したいと思います。アンケートに協力した15教会のうち、現在の教師の赴任期間が10年以上が4教会、15年以上が8教会という結果から、一人の教師が長期間にわたって同じ教会で伝道牧会にたずさわることの有効性が見えてきたのでしょう。一人の失われていた魂を救いに導き、信仰者として成長・成熟に導くためには、長い年月にわたる祈りと養育が必要だからです。

 その一方で、別の視点から見ると、教師の長期牧会の教会で成長が見られる理由が見い出されると思います。それは、一人の教師が長期にわたって伝道と牧会に励むことを支える良好な人間関係です。 教師と教会員との間に、信頼と尊敬、平和と喜びが保たれているならば、それは教会の雰囲気を良いものにし、教会員が家族や友人を教会に誘うことを励まし、また新来会者が定着することを助け、あるいは転居をして来たクリスチャンがその教会を選ぶ判断材料になることでしょう。その結果として、礼拝出席者が増え、受洗者が与えられるという面があるのだと思います。

 冒頭に掲げた使徒の働きのみことばには、聖霊の働きによって生み出された初代教会の麗しい交わりの様子が描かれていますが、そこには、一切のものを共有して共同生活を営んでいた神の家族の一致と愛の交わりがありました。そんな教会の歩みは、「民全体から好意を持たれ」、主は、「毎日、救われる人々を加えて」くださったのです。教会に多くの礼拝出席者が増し加えられていく一番の要因は、この教会の一致と愛の交わりにあり、またそれを支える平和と喜びが教会の中に保たれていることなのではないでしょうか。そのような教会を主は喜び、救われる魂を送ってくださるようにも思います。

 教師と教会員との間に、信頼と尊敬、一致と愛の交わりが保たれるために、教師自身が果たすべき役割は大きいと言えるでしょう。まずは一人の人間として信頼を得られるように人格を磨かなければなりません。また信仰者として良き模範を示す者でもなければなりませんし、みことばの教師また説教者として、常に研鑽と努力が求められています。しかし、どんなに頑張っても私たちの成すことはいつも不完全で不十分なものです。そこで求められるのは、そんな不完全な教師たちを忍耐と愛をもって支え励ましてくださる教会員の存在です。 主に立てられた器として教師を敬い、不完全さや弱さがあっても裁くのでなく、愛をもって受け入れ励ましてくださる教会員によって、教師は支えられ、愛のうちに教会が建てられていくのでしょう。人々の愛が冷えていくと言われる終わりの時代にあって、キリストの愛に根差す者として、教会に平和と愛の交わりを保ちつつ、主に喜ばれる教会を目指して参りましょう。


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